イノベーションを「現場」で学ぶ

急成長を続けるアジア。急速に変化し続ける環境の中でイノベーションを実現するには、現場を肌で感じ、的確な判断力と実行力を身につける必要がある。富士通JAIMSが提供する、グローバルリーダーを育成する国際マネジメントプログラム「GLIK」は、約3.5カ月という短期間でその習得を実現する。その特徴はどこにあるのか。プログラムの設計を行い自らも教鞭を振るう、遠山亮子氏に話を聞いた。

「イノベーションは、経営学の教科書では“技術革新”とされていますが、我々は“新しい価値をつくること”だと認識しています。しかし価値は、人によっても時代によっても違います。自分の中で何が善いのかという判断基準に基づき、その時その場の状況に応じた価値を提供し続けることが必要です。価値を見極める瞬発的な判断力と、価値を創造しきる強力な実行力、この2つの力を兼ね備えた人材を育てる国際マネジメントプログラムがGLIK(Global Leaders for Innovation and Knowledge)です」

徹底した現場主義で養う実行力

主な対象は、リーダーとして実務経験のある30代前半の人材。一度の募集人数は、日本国内から10名、海外から10名の計20名程で、現在は2014年度夏期コース(3期生)が開講中だ。プログラムは全て英語で行うため、ある程度の英語力も求められる。

プログラムは、合宿形式のチームビルディングから始まり、精鋭講師陣による座学のほか、イノベーションを起こしている実践事例の現場訪問、有識者との対話、個人プロジェクトとして自ら設定する課題に取り組むなど、徹底した実践体験を行う点が最大の特徴といえる。

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