2014年7月号
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新発想で挑むヘルスケア

巨大市場・健康の「本当のニーズ」

石附洋徳(博報堂メディカル コンサルティングユニット・マネージャー)

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日本人は健康管理、ヘルスケアの意識に乏しく、約95%の人が特に注意を払っていないという。こうした状況で、医療・ヘルスケア分野の新たな市場を掘り起こすためには何が必要なのか。

医療・ヘルスケアの分野は高齢化や長寿化、健康に関する意識の高まりなどによって今後の市場の拡大が予想されている。

しかし、「健康」のニーズといっても、その内実にはさまざまな側面があり、また、そのニーズの強さは、個人のライフイベント(病気、けが)や、環境(身近な人の病死や看病・介護経験)などに、大きく左右される。的確にニーズを掘り起こし、ビジネスにつなげるには、どうすればいいのか。

膨大に広がる潜在市場

石附洋徳 博報堂メディカル
コンサルティングユニット・マネージャー

医療用医薬品業界を対象とした専門広告代理店、博報堂メディカルのコンサルティングユニット・マネージャーで、医療・ヘルスケアのマーケットに詳しい石附洋徳氏は、開口一番、「消費者に強いニーズはない」と語る。

「例えば日本では血圧や血糖値、コレステロールについて何か異常が見つかった時に、諸外国に比べて治療を受ける人がかなり少ない。がん検診を受けている率も、諸外国より低い。一方で、自分の健康に関しては非常に不安に思っている人が多いという結果が出ています。これらを総合すると、『自分は健康ではない』と思っていながら、基本的に病気の予防や対処はしておらず、健康管理に対する意識が低い人が多いと言うことができるでしょう」

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