最貧国の物流コスト問題を解決するアプリ
世界最貧国の一つ東ティモールの農民の悩みは、輸送コスト。なんと一回の輸送コストが世帯年収の7倍なのだ。この難問を、輸送の静脈の利用とアプリの活用で解決する方法が生まれた。
スマホアプリを用いて世界最貧国の物流を改善する。日本のプロボノチーム"tranSMS"が東ティモールでプロジェクトを開始した。同国は輸送手段が発達していないため、辺境に住む貧困層は「届ける・届く」という基本的なサービスから隔離されている。例えば、地方の農民が運良くコーヒー豆を大量に収穫できたとしても、それを街へ輸送するためには、1日350ドルを払ってトラックをチャーターしなければならない。彼らの平均世帯月収は50ドル以下だ。農畜産物を市場まで運ぶことができなければ、所得の向上には繋がらない。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り56%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。