東京都 育児休業の愛称募集を開始

東京都は、2022年4月28日、育児休業の愛称を募集すると発表した。育児休業を取得しやすい社会を実現するため、育児休業のイメージを一新する新しいネーミングを募集する。応募の締め切りは5月30日17時。

東京都は2022年4月、都政の政策全般を子供目線で捉え直し、政策を総合的に推進する体制を構築するため「子供政策連携室」を新設した。今回の愛称の公募は、「『未来の東京』戦略(戦略1 子供の笑顔のための戦略)」を推進する事業の1つ。

応募された愛称案については、サイボウズ代表取締役社長の青野慶久氏、日本総合研究所上席主任研究員の池本美香氏、事業構想大学院大学学長の田中里沙氏などが選考する。

2021年12月に東京都が開催した「こどもスマイルムーブメント キックオフ・アクション」(関連記事)では、出演者の議論の中で、「『育児休業』という名前が良くない」、「休んでいる、楽しているような印象を与える」という意見が出された。こどもスマイルムーブメントの参画企業・団体(1171団体、2022年3月現在)からも「育児休業にポジティブな印象を与える呼称があるとよい」という声が寄せられている。

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