アルペン 物流DX促進する大型倉庫を2024年初旬に稼働

スポーツ用品販売のアルペン(月刊事業構想2022年5月号参照)は、福玉との協業により、愛知県大口町に4万3000平方メートルの大型倉庫(大口ディストリビューションセンター)を2024年初旬に稼働したことを、2022年6月22日に発表した。

アルペンは、カテゴリ別に物流網を再整理し、効率的で無駄がなく変化に柔軟に対応できる強固な物流網を構築するという新物流戦略を立案し、実行している。その第2弾として、今回、アパレル、シューズカテゴリの専用倉庫を新設、大規模な物流設備を導入する。この新しい倉庫には、村田機械の国内最大規模の搬送機器「シャトル型自動倉庫」と、省スペースで高能力を実現した仕分け機「クロスベルトソーター」を導入した。これら最新のマテリアル・ハンドリング装置による物流業務削減の省人化効果は、既存対比6割の見込みとなる。

今後も多品種、小ロット化、ECの需要増など、多様化するニーズに継続的に応えていくため、物流への積極的な投資を行う考えだ。

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