フロンティア精神がDNA 三方よしの新しい価値創造に挑む

パソコン通信の時代から30年にわたり、インターネットサービスを提供してきたBIGLOBE。持ち前のフロンティア精神で常に新しいマーケットを開拓してきた。近年は、持続可能な社会へ向け『SDGs Actionby BIGLOBE』を推進。既存事業の枠を越えた価値創出を目指す同社の取り組みを、有泉社長に聞く。

有泉 健 ビッグローブ株式会社 代表取締役社長

「つながる歓び、つなげる喜び」を企業理念に、ネット接続サービスを提供してきたBIGLOBE。現在は、光・モバイル回線の通信事業と、トラベルを中心としたオンラインメディア事業をコア事業とする。同社社長の有泉健氏は「人とインターネットを単に接続するのではなく、新しいバリューを次から次へと生み出し、人、企業、社会を豊かにしていくことが、我々の考える『つなぐ』です」と話す。

2017年に社長に就任した有泉氏。2020年には「SDGs Action by BIGLOBE」を掲げた。大手プラットフォーマーの台頭でデータをめぐる競争が世界中で激化、非連続的な変化が日常的になりつつあるなか、BIGLOBEが現在の生業だけで事業成長し続けていくことは難しい。

「2030年に向け、通信事業だけではない、社会・環境の問題において、BIGLOBEならではのソリューションで社会から、お客さまから必要とされる企業となる。社会的存在意義を高めながら、持続的に成長し続ける企業へと変容していく。そうしたビジョンのもとSDGsによる行動指針を打ち出しました」と有泉氏は説明する。

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