民間ノウハウを活用した行政課題解決の新手法・PFSとは

自治体の財政状況が厳しくなる一方で、解決すべき地域課題は多様化・複雑化している。限られたリソースを最適化し、課題解決を図る手法として注目されるのが『PFS(成果連動型民間委託契約方式)』である。いち早く導入した鎌倉市では庁舎の管理コスト削減を実現した。

左/松尾 崇(鎌倉市長) 右/佐谷 進(プロレド・パートナーズ代表取締役)

「革新の連続」で伝統を守るまち

松尾 鎌倉は、古くからの歴史があるという意味で大変恵まれた場所であると思っています。鎌倉幕府を築いた源頼朝公は、いまで言うベンチャー企業の社長のような精神で新たな時代を切り拓きました。私の座右の銘は「温故知新」ですが、歴史を深く読み解いていくことで、未来が開けると考えています。頼朝公の精神を現代に受け継ぎ、日本や世界へ影響を与えられるまちでありたいと考えています。

鎌倉は、鎌倉時代からのものが残っていないという理由で世界遺産への登録は叶いませんでしたが、伝統を守ることは革新の連続であると言えます。目に見えるものではなく、見えないものにこそ本当の価値があると考え、大切なものを守るために、まち全体で新たな手法を用いながら時代を切り拓いていきたいと思っています。

佐谷 鎌倉市は2018年6月にSDGs未来都市に選定されていますね。

松尾 近年は「環境」と「教育」に力を入れており、特にプラスチック問題については2018年に『かまくらプラごみゼロ宣言』を発表しました。また、次世代を担う子どもたちがSDGsを学び、行動し、発信する機会を創出する『鎌倉市SDGs推進隊』も結成しています。

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