オキサイド 新事業を次々に創出し、研究成果を社会へ還元

オキサイドは、国家公務員兼業制度を利用した第一号のベンチャー企業だ。国立研究開発法人物資・材料研究機構の研究者だった代表取締役社長の古川保典氏が、研究成果を社会で役立てたいという強い想いで立ち上げた。半導体検査装置などに使われる光学単結晶では世界シェア95%を占めている。

古川 保典(株式会社オキサイド 代表取締役社長)

企業理念の礎となった
米国でのカルチャーショック

山梨県北杜市に本社を置くオキサイドは、優れた単結晶育成技術を有する研究開発型ベンチャーだ。特に、半導体検査装置向けの光学単結晶では世界シェア95%を占める。2021年4月には東証マザーズ(当時)への上場も果たした。

高品質な光学単結晶を製造

代表取締役社長の古川保典氏は、もともと結晶の研究者だった。大学卒業後に入社した大手メーカーで12年間青色レーザーの研究開発に従事したが、研究成果の実用化にあたり、アメリカ国立研究所が持つ特許が障壁になった。特許を回避する研究にも取り組むが成果が得られず、会社からプロジェクトの中止を告げられる

どうしても諦めきれなかった古川氏は、特許技術を使わせてほしいと直談判するためにアメリカ国立研究所を訪ねた。

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