「あたりまえ」を支え、「ワクワク」する未来に貢献 首都圏を支える地下交通網

首都圏の鉄道ネットワークの中核を担い、2024年10月に東証プライム市場に上場した東京地下鉄(東京メトロ)。「東京を走らせる力」をミッションに掲げ、鉄道事業を基軸に不動産事業などの都市・生活創造事業も強化し、東京の「あたりまえ」を支え、「ワクワク」する未来づくりに貢献していく。

小坂 彰洋(東京地下鉄 代表取締役社長)

東京地下鉄の歴史は1920(大正9)年、“地下鉄の父“早川徳次による東京地下鉄道の設立に始まり、1927年には、浅草~上野間で日本初の地下鉄営業を開始した。その後は1941年に帝都高速度交通営団、2004年に東京地下鉄(通称:東京メトロ)となり、2024年10月には東京証券取引所プライム市場に上場した。

現在は東京都区部を中心に9路線195キロメートル、180駅の地下鉄を運営し、このうち7路線でJRや私鉄各線と接続している。「相互直通運転の区間を含めると総延長は556.6キロメートルになり、世界的にも珍しい広大なネットワークです」と、東京地下鉄代表取締役社長の小坂彰洋氏は語る。東京23区では、今後も2045年まで人口の微増が続くと予測されている。また、東京都心ではオフィスビルの再開発が進み、床面積が年々増加しているが、最近は都心5区(千代田区・港区・中央区・新宿区・渋谷区)の空室率が低下傾向にある。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り82%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。