目薬ボトルの廃プラでつくる アイウェアで白内障治療をサポート

Eyeforthreeは、目薬ボトルの廃棄プラスチックをアイウェアに変え、その収益でインドの白内障治療につなげることをめざす、ロート製薬発の社内ベンチャーだ。代表の長岡里奈氏は、「生まれにかかわりなく、すべての人が健康に暮らせる世界にしたい」という思いをばねに、事業に邁進している。

聞き手 : 小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授、電通 ソリューション・デザイン局 シニア・イノベーション・ディレクター

アイフォースリー代表、ロート製薬 プロダクト&ブランド・マーケティング部 長岡里奈氏

インドでの体験をきっかけに
社内ベンチャー制度で事業化に挑戦

小宮 現在の活動につながる原体験について教えてください。

長岡 大学在学中に4回インドを訪ねました。初めて訪れたときには、貧困、衛生、健康、交通など劣悪な環境を目の当たりにし、泣いてしまうほどでした。現地の人に「日本に帰ったら忘れてしまうんでしょう?」と言われ、偽善の涙になってしまうことがいやで、何か行動を起こそうと思いました。

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