休館中の江戸博がアプリを公開 江戸時代の両国を探検

施設改修のため長期休館に入った江戸東京博物館。ゲーム制作会社と共同で、収蔵品を活用したアプリを開発した。博物館の研究・考証を基盤に、能動的に楽しんで学ぶ機会をプレイヤーに提供する。

1993年に東京・両国に開館した東京都江戸東京博物館(江戸博)は、老朽化した施設の改修のため、2022年4月から2025年まで休館することとなった。江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館として、実物大模型や体験型展示を積極的に取り入れ、楽しみながら学べる施設として活用されていた施設の長期休館。東京都小金井市の分館、江戸東京たてもの園は開園しているものの、施設改修後に多くの人が再び両国の博物館を訪問するようにするためには、様々な人とのつながりを維持しなければならない。それは都民だけでなく、修学旅行で博物館を訪れるはずだった全国の若者や、海外在住で東京の歴史に関心を持つ層も含まれる。

アプリリリース会見は、閉館中の江戸博の中村座実物大模型の前で実施された

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