オープンフォーラムで事業構想大カリキュラムを体験

オープンフォーラムで
本学カリキュラムを体験

事業構想大学院大学では、本学のカリキュラムを体験できるオープンフォーラムを開催している。コロナ禍において予防策を講じた上で少人数制での開催となったが、従来の対面型に加え新たにオンライン参加の環境を整え、各々のニーズに合わせ参加方法を選択できる仕組みをとっている。

8月に大阪校でのフォーラムに登壇した橋本良子教授は、事業開発を専門とし、本学修士課程においては「ビジネスモデルの策定」「企業内における事業構想」の講義を担当している。今回の模擬講義では「新規事業推進に求められるリーダー像」をテーマに、マネジメントとリーダーシップに加え、アントレプレナーシップ発揮の重要性を、事業のライフサイクルを用いてその役割について言及した。事業構想修士(MPD)は事業を始める前段階のシーズ期、つまりゼロからイチを生み出す過程も領域とし研究の力点を置いており、事業立上げ後のマネジメントに力点を置く経営学修士(MBA)とは一線を画す。模擬講義に続く現役院生トークセッションでは、現在研究を進める事業構想計画や院生生活、入学して得た気づきや変化について参加者から多くの質問が寄せられた。

事業構想大学院大学では、修士課程2021年4月入学の入試を9月より開始する。引き続き各校舎でリアルとオンラインを併用した新たな形でのオープンフォーラムを開催していく。

オンライン同時中継で講義を行う、橋本良子教授

大阪 事業構想大学院大学の校舎(グランフロント大阪内)

 

院生の声

住職という立場を活かし
社会課題の解決を

岩井 一博(いわい・かずひろ)
サンコロナ小田
大阪校3期生(2020年度入学)

お寺の住職を務める傍ら民間企業で管理系の職種を中心に経験を積んできました。仕事で経営者と接する機会が増え、企業経営や新規事業に興味をもったことがきっかけで大学院入学に至りました。

院生生活が始まり、なぜその構想が必要なのか、存在次元を徹底的に問い、またどれだけの思いをかけてその構想に取り組むのか、パッションの要素が非常に重要な源泉であるように感じます。研究を通して新しい発想の形を得ていきたいと思います。

今後、住職という立場、これまでの経験、そして本学での学びをかけ合わせ構想を築いていきたいと思います。特に現代では、鬱病や心のケアという問題から心のゆとりが非常に大切になっています。看仏連携という取り組みもありますが、地域コミュニティ内でお寺と他の登場人物をかけ合わせることで、そうした社会課題の解決を図っていきたいと思います。

新事業のアイデアを考え
提案できる自信を得た

岩永 智佳(いわなが・ちか)
ベルリッツ・ジャパン
新規事業開発室 室長
東京校8期生(2019年度入学)

昨年秋、会社人事が決定するタイミングで新規事業開発のポジションを志願しました。大学院に入学して半年が経った頃で、得てきた気づきから新事業の道筋が描けたからです。元々入学の動機として最先端の技術・DXを活用して自社の構造改革をしたいという思いがあり、今年1月に現ポジションに就いてから具体的な計画に落とし込み、新事業としてオンライン語学学習サービスのローンチに至りました。

大学院は私にとって第三の場所であり、肩書関係なく教員や院生と本気で議論できる貴重な環境です。現在は「中高生の未来教育」をテーマに事業構想計画を進めています。今回のコロナ禍も然り、大きく時代が、価値観が変化する中で、子どもたちに必要な出会いの創出や能力開発について真剣に考えており、言語の壁を越えて世界中の良質なコンテンツを学べる教育の仕組みづくりを目指しています。

 

事業構想大学院大学 2021年4月入学(修士課程)

説明会
東京 9月23日(水)19:00~
名古屋 9月5日(土)10:30~
大阪 9月16日(水)19:00~
福岡 9月5日(土)13:30~
オンライン 毎週火・木・土曜開催

オープンフォーラム2020
大阪 9月19日(土)13:00~
オンライン 10月10日(土)11:00~

対象院生
①企業・組織の新規事業担当者
②事業承継者(及び予定者)
③地域活性化を志す人
④ベンチャーを起こす人
⑤ソーシャルビジネスを志す人
※ 学事日程により開催日が変更になる可能性があります。
最新のスケジュールは本学HPよりご確認ください。
※ 感染症予防のため各回少人数制での開催といたします。
※ 個別相談も行っていますので、お気軽にお問合せください。
E-mail. info@mpd.ac.jp
TEL.03-3478-8411

詳細とお申込みは本学HPをご覧ください
www.mpd.ac.jp