入院で必要な日用品をレンタル 患者や家族の「困った」を解決

入院は怪我や病気によって突然、必要になり、患者やその家族は多くの困りごとを抱える。長野県松本市のエランは、入院生活で必要となる日常生活用品をレンタルする「CSセット」など、人々の困りごとを解決する「前例がない」サービスを提供し、事業を拡大している。

櫻井 英治(エラン 代表取締役社長)

困難乗り越え「前例のない」
ビジネスを実現

1995年に創業し、長野県松本市に本社を置く一部上場企業のエランは、病院や介護施設等に入院・入所する人々の「困った」を解決するビジネスを展開している。

松本市にあるエランの本社。美しい自然、堅実な県民性などの長野県のイメージは、営業上もプラスになっているという

怪我や病気によって突然、必要になる入院では、患者や家族が様々な困りごとを抱える。「急な入院で着替えるものがない」、「準備してくれる人がいない」といった患者の困りごとのほか、「着替えや日用品の補充が大変」、「何を届ければ良いのかわからない」といった家族の困りごともある。

これらの声を解決するために生まれたのが、エランの「CSセット(入院セット)」だ。CSセットは入院生活で必要となる衣類やタオル、紙おむつなどの日常生活用品を、日額定額制でレンタルするサービスだ。

エランのCSセットは、入院時に必要になるパジャマやタオル、日用品をレンタルするサービス

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