楽しく遊んで健康寿命を伸ばす リハビリゲームを世界へ

「ボーダレスなゲームサービスの創造」を掲げるベンチャー、サイは「ゲーム×リハビリ」に挑戦。大学の協力を得てエビデンスを確立し、リハビリや認知症予防を実現するゲーム機を開発した。国内350施設に導入して海外にも進出し、ゲームの新しい可能性を広げている。

高橋 正勝(サイ 代表取締役社長)

高齢者の「やる気スイッチ」を
刺激する仕組み

リハビリは辛く、我慢してやるもの。こうしたイメージを一新するのが、サイ(さいたま市)が開発した、リハビリをサポートするゲーム機『たのリハ』シリーズだ。その1つである『ドキドキへび退治Ⅱ』は、穴から出てくるヘビを足で踏んで退治する。それは足腰を効果的に鍛え、要介護になる入口と言われている転倒を防止する効果が期待できる。

穴から出てくるヘビを足で踏んで退治する『ドキドキへび退治Ⅱ』

また、『猪突猛進! うり坊タタキ』は、LEDの光を合図にリズムよく出現するうり坊を、両手に持った専用ハンマーで叩く。腕の筋力向上や認知判断力の向上、視野の拡大が期待できるという。

両手に持った専用ハンマーでうキャラクターを叩く『猪突猛進! うり坊タタキ』

どちらもシンプルなゲームだが、サイの高橋正勝社長は、「高齢者は馴染みが無いものに対して抵抗を感じます。説明しなくても、一見しただけで楽しみ方がわかるように設計しました」と語る。

ゲームの結果は点数で表示されるため、「他の人に負けないようにがんばろう」「自己最高点を狙おう」と夢中になれる。コミュニケーションツールでもあり、周りで見ている人たちも応援したり話をしたりと盛り上がれる。

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