2019年1月号
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アジア・太平洋の新規事業構想

ヘルスケアとIoT アジア太平洋13の国・地域から起業家が集結

アジア・アントレプレナーシップ・アワード2018

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アジア・アントレプレナーシップ・アワード(AEA)も今回で7回目。13の国と地域から、有識者の推薦を受けた新しい企業が参加し、メンタリングを受け、プレゼンを実施した。AI/IoT、医療・ヘルスケア分野の企業が、自社のビジネスプランやロードマップを熱く語った。

アジアを中心に多様な人材が集まり、ネットワーキングの機会を持った。日本からは4社がノミネート

2018年10月31日から11月2日まで、アジア・アントレプレナーシップ・アワード2018(AEA2018)が千葉県柏市の柏の葉キャンパスで開催された。アジアを中心に13の国と地域から選出された技術系ベンチャー企業20社がエントリーし、プレゼンテーションやネットワーキングを行った。

開催地となる柏の葉キャンパスは、大学・研究機関が集まっていることもあり、産学連携やベンチャー企業に意欲的な土地だ。2017年には、国立がん研究センター東病院に医療機器イノベーションを創出・発信する「NEXT医療機器開発センター」が開設された。また2019年春には、AI研究開発拠点新設も予定されている。そこでAEA2018においては、AI/IoT、メディカル/ヘルスケア分野で事業を行うベンチャーを各国から集めた。

各国から参加する企業は、それぞれの国を担当する推薦人からの推薦を受けている。アワードでは、(1)事業の革新性および経済的・社会的影響力、(2)事業の実行力、(3)日本の大企業との連携の可能性、を審査。入賞企業は賞金のほか、三井不動産が運営するコワーキングスペースの利用権が与えられ、日本に進出する際の展開サポートが受けられる。前回までに同アワードに参加した134社は、参加をきっかけに日本支社を立ち上げたり、日本企業と連携したりと、それぞれ実績を出している。

アジアを中心に多様な人材が集まり、ネットワーキングの機会を持った。日本からは4社がノミネート

優勝はスマート買物カート

メンタリングやプレゼンテーションを経て、優勝企業として選ばれたのは、ニュージーランドのIMAGR社だ(受賞各社の事業詳細は次ページ参照)。IMAGR社は、スーパーなど小売店の店内で使う買物カートに、商品の代金を自動的に集計する機能を付け、QRコードとスマホで決済できるシステムを開発している企業。日本国内のスーパーマーケットと実証実験を実施する計画で、2019年6月には店舗での試験に入ることを目標としている。同社はまた、AEA2018に参加した人が投票で決めるオーディエンス賞も受賞した。

準優勝企業は、ロシアのBrain Beat社。糖尿病患者向けに、非侵襲的な手法で血糖値をモニタリングする機器を開発している。ブレスレット型の機器で、採血の必要なく、血糖値の経時的な変化を検出するものだ。

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