九州全体の発展を牽引する福岡 アジアの中心都市を目指す

福岡で生まれ育った九電工相談役の橋田紘一氏は、福岡はシンガポールのように、世界中から人が来る、アジアのリーダー的な役割を果たす街を目指すべきであると語る。30年、50年先を見据えた福岡を発展させるための考えを聞いた。

橋田 紘一(九電工 相談役)

私たちは、子供の時から、いずれアジアの時代が来て、福岡はアジアの中心になると聞かされていました。福岡は、かつてのイスタンブールのように、あるいは今のシンガポールのように、世界中から人が来る、アジアの国々のリーダー的な役割を果たす街だと思っています。その想いを持って、ベイサイド、天神、大名、博多駅、九州大学跡地、アイランドシティなどで、福岡をアジアの中心とするための街づくりを四半世紀にわたって仲間と一緒にやってきました。結果として、福岡はこれから10年、20年で大きく変わろうとしており、今が正念場となっています。

どういう街にするのかというグランドデザインは、中央に対する"地方都市"という発想ではなく、30年、50年先を見据えた"地域"を発展させるものを皆で一緒に描き、推進しなければなりません。世界各地から観光客がやって来る。そして、東京やアジアの国々の若い人たちが起業し、活動する街にしていきたい。

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