2017年6月号
購読申込み のあとに ログイン していただくと全文をご覧いただけます。

ファッションの新事業

CESで脚光 繋がる衣類「ストレッチャブルデバイス」の可能性

月刊事業構想 編集部

0
​ ​ ​

テクノロジーの進化で、衣類や繊維にもセンサーが搭載できるようになった。伸縮性を帯び身に付けられるIoT機器「ストレッチャブルデバイス」は、建設運輸・医療介護・エンタテインメントなどで多様な用途が見込まれている。

CESで注目を集めた「未来の服」

1月、米国ラスベガスで開かれた世界最大規模のIT機器の展示会「CES2017」。ウェアラブルデバイス、人工知能(AI)を活用した家電などが多数出展されたが、その中でも、ある日本企業の展示した“ 服”に注目が集まった。「2017 CES InnovationAwards」のウェアラブルデバイス部門を受賞したこの製品は、東京大学のスピンオフベンチャーであるXenomaが開発中の「e-skin」だ。

「e-skin」はカメラを使わずに人体のモーションキャプチャやトラッキングができるIoTシャツ。シャツには14個のセンサーが配置されており、曲げ、伸ばし、ねじれなどの身体の動きを把握、胸部のデバイスからBluetoothでデータを飛ばす。体の動きだけでなく、体温・心電・筋電・動脈血酸素飽和度といったセンサーも搭載できる。

その特徴は、洗濯機で洗えるほどの優れた伸縮性と耐久性だ。XenomaはPrinted Circuit Fabricと呼ばれる、伸縮性のあるワイヤーとセンサーを一般的な繊維に組み込める技術を保有している。ゲームやVRと連動したエンタテインメント用途、フィットネスでの姿勢矯正、幼児や老人のモニタリングなどのヘルスケア、車両運転中のドライバーの危険行動を予測・通知する業務用途など、さまざまな分野への活用を見込んでいる。

残り72%

0
​ ​ ​

バックナンバー

社風が変わる、イノベーターが育つ

地方創生・イノベーションにつながるアイデアと思考に注目!

志高い、ビジネスパーソン・行政・NPO職員・起業家が理想の事業を構想し、それを実現していくのに役立つ情報を提供する、実践的メディア。

メルマガで記事を受け取る

メルマガ会員限定で、
ピックアップしたオンライン記事を
毎日お届けします。

メルマガの設定・解除はいつでも簡単

バックナンバー検索

注目のバックナンバーはこちら


最新情報をチェック。

会員になると 最新「事業構想」が読み放題。さらに

会員の特典をもっとみる