「海外出張」は未開拓マーケット ベンチャーが見出した商機

海外に進出する企業の増加とともに、海外出張のマーケットも拡大している。大手の旅行代理店が存在するそのマーケットに、ベンチャー企業が参入した。ボーダー・細谷智規社長は、どこに商機を見いだしたのか。

会社規模ごとの出張手配の利用イメージ

出典:ボーダー資料をもとに作成

 

「個人旅行に強い旅行代理店」でイメージできる会社はあっても、「海外出張に強い旅行代理店」で思い浮かべられる会社はない。また、大手旅行代理店にとって、海外出張は数ある事業の一つにすぎない。しかも、その顧客は大企業が中心だ。そこにチャンスを見いだしたのが、ボーダーの代表取締役社長・細谷智規氏だ。

ターゲットは中堅・中小企業

ボーダーは顧客から海外出張の要望を受けると、航空券やホテル、送迎やビザなど、すべてをまとめて手配する。さらに、北米や東南アジアを中心に、世界各地の旅行会社と提携しており、現地での通訳や会議室の手配、会食のためのレストランの予約など、細かな要望にも対応することができる。

大企業ならば、海外出張の手配を大手旅行代理店に委託することができる。しかし、出張件数が多くない中堅・中小企業は、大手旅行代理店との取引がないところがほとんどだ。いざ、自分たちで海外出張の手配をしようとしても、多大な労力と時間がかかる。

細谷社長は、その労力と時間を軽減するサービスに力を注いでいる。

「ボーダーはお客様から依頼を受けると、メールやチャットでコミュニケーションをとり、最適なホテルやフライトの提案を行います。旅行代理店を経由せず、航空券卸業者や現地旅行会社と直接やりとりするため、中間マージンが発生せず、手配費用が節減できます。また、出張では直前に急にスケジュールが変わることもありますが、通常なら面倒な予約の変更も、当社が一括して行うことができます」

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