起業家は「路地裏」から生まれる 鹿沼を挑戦する人が集う街に
鹿沼の駅前から離れた街の一角で、毎月開催される「ネコヤド商店街」。独立開業を目指す若者たちが出店し、商売を体験する。仕掛け人・風間教司氏は、自らの経験を活かし、起業を支援する。
鹿沼市の一角に、人を引き寄せる路地がある。レトロなカフェや飲食店が軒を連ね、月1回開催される「ネコヤド商店街」(2011年以前は「ネコヤド大市」)の際には、人だかりができる。
この地域の先駆けが、カフェ『饗茶庵(きょうちゃあん)』。オーナーである風間教司氏が自宅を改装し、1999年に開業した。
「東京の大学を卒業してから、地元・鹿沼の会社に就職したのですが、半年で退社。その後、バーテンダーの求人を見つけ、店舗を訪れてみると、内装工事の最中でした。話を聞くと、オーナーが自らお店をセルフビルドしていた。一人でも店がつくれるんだと驚き、手伝わせてもらったんです」
カフェは人をつなげる場所
風間氏は、自分でも店を持ちたいと、バーのオーナーに倣ってセルフビルドでカフェをつくり始めた。要した費用は約100万円。コツコツと作業を続け、半年かけて開業にこぎ着けた。
駅前から距離がある路地裏であり、好立地とは言えない場所だったが、風間氏には、「いい店をつくり、その存在を知ってもらえば、きっとお客様は来てくれる」という思いがあった。
「来るたびに新しい発見がある、そういうお店にしたいと思いました。でも、自分には、毎回新しいものを提供できるような引き出しはない。だったら、お客様から得たものを、他のお客様に伝えていけばいいと考えました」
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