2015年7月号

MPDレポート

「学ぶ、教える」の枠を超え 意見や考えを出し合う

月刊事業構想 編集部

1
​ ​ ​

「学ぶ、教える」の枠を超え意見や考えを出し合う

4期目を迎え、今年度はカリキュラムの科目に「事業構想の基本」「クリエイティブ発想法」「実践アイデア発想演習」を新設。

教授陣には新たに、竹安聡特任教授(パナソニック役員、ブランドコミュニケーション本部長)を迎え入れ、授業がスタートした。事業構想は社会の一翼を担う事業の理想形であり、本学では事業構想計画を構築することを目的としている。院生は情報を集め、人を探して出会い、構想力に磨きをかけ続けながら構想計画を立ち上げ、実践に入っていく。

事業構想と構想計画を研究する2年間は、学ぶ・教えるという枠を超え、互いの意見や考えを出し合い、時には院生自らが指導する姿も見られる。構想力を向上させるために、授業外では院生主催で自主勉強会も開催。今年度も大学院、院生ともに力が満ち溢れている。

新入生の声

石丸亜矢子
コンサルティング会社勤務
4期生(2015年度入学)

事業構想では“個”を大切にし、個の“理想”や“発想”が重要であると聞き、興味を持ちました。これまでも社内では、新規事業にチャレンジしたり、フューチャーセンターの企画にも参加しましたが、無難なアイデアにまとまりイノベーションが起きにくいと感じていました。本学は、個々が強い想いを持ち、発想力が高い人が集まっていることが魅力です。

 

細川直子
電機メーカー勤務
4期生(2015年度入学)

メーカーで商品企画を担当しています。モノや商品を作り出すだけではあっという間に過当競争に陥る時代。世の中の構造を変える事業を作り出す必要があります。そのような構想力を身につけられる場所を探していました。“理想の社会を描き、事業を構想する”というコンセプトに共感し、本学に決めました。知識を学ぶだけでなく、想像力を刺激する場です。

修了生の事業構想

クリエイティブな考え方を学び、実践する場

本学の魅力は「クリエイティビティ」です。これまで知り得なかった領域の話や考え方は、視野を広げ、物事の見方を変えることができると学びました。

通常の業務では自社の専門領域の情報に偏りがちですが、異業種の事例を自身の事業に置き換えて考えると新しい切り口が見つかります。たとえば生物の構造や発達などのアカデミックな話も視点を変えるとビジネスに活用できる要素が多くあります。そのようなクリエイティブな考え方を学び、実践する場が本学です。

私は営業から企画の部署に異動した際、視野の狭さが課題だと感じ、本学を志望しました。企画ではクリエイティビティが重要ですが、書籍を読み、インターネットで調べるだけでは限界があります。授業では様々な分野の知見を持った教員やゲスト講師の話を聞き、ゼミでは院生から意見や助言をもらいながら「さぽこん」の事業構想計画を練り上げました。今後もいろいろな領域の情報や考え方を広い視野で聞き、事業に活用していきたいです。

梅山 芳史
SCSK株式会社ビジネスサービス事業部門事業推進グループ営業推進部
2期生(2013年度入学)

年間数回ある発表の場では、構想を話し、教員や院生に意見やアイデアをもらった

<事業構想計画>

製品さぽーとコンシェルジュ 「さぽこん」

あらゆる製品に付いている保証書の管理やユーザー登録を代行する、製品サポートに関するコンシェルジュ型サービスを事業構想として計画しました。消費者の身近な不便を解消し、企業側とのコミュニケーションを図る新たなプラットフォームとして事業を作り上げていきたいと思います。事業を通じて当社の理念であるお客様と価値創造を行い、夢ある未来を共に創っていけるように努めていきたいと思います。

教員ニュース

人事

野口 恭平 教授

 

高田 伸朗 客員教授

 

書籍

天明 茂 教授

致知出版社
本体1,500円+税

第63回全広連大会広告界発展の功労者に顕彰

金沢市にて「第63回全日本広告連盟金沢大会」が開催され、全国から広告関係者ら約1400人が集結した

新幹線開業に沸く金沢で開催

全国の広告会社や新聞社、放送局の幹部らが一堂に会する「第63回全日本広告連盟金沢大会」が5月20日、金沢市の石川県立音楽堂で開かれた。

午前中の大会式典では、作家の嵐山光三郎氏による講演のほか、全広連日本宣伝賞など各賞の表彰が行われた。全日本広告連盟(全広連)による毎年恒例のイベントで、全広連に加盟する東京、大阪、愛知など全国37の地域広告協会の会員社らが集結した。

広告関係者と一般参加者を合わせ、約1400人が来場した。来賓として登壇した谷本正憲・石川県知事は、「北陸新幹線の開業には約40年の時間がかかった。現在はその効果を実感しているが、今後はその効果を持続しつつ、県内に広げていかなければならない」とあいさつ。山野之義・金沢市長は、「良いものをつくったら、それを知らせるまでが責務だと考えている。広告関連の皆様の力を借りながら、金沢の魅力をアピールしていきたい」と述べた。

セブン&アイ 「松下賞」宣伝会議 「吉田賞」受賞

広告界の向上・発展に貢献した個人や団体を顕彰する「全広連日本宣伝賞」の贈賞も行われた。広告主対象の「松下賞」を受賞した鈴木敏文氏(セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長)は、「セブン-イレブンを日本で始めた当初、アメリカのやり方をそのまま持ち込んだがなかなか上手くいかなかった。それから工夫を重ね、今では国内1万7000店舗、海外にも広く展開するようになった」とコメント。

「吉田賞」を受賞した東英弥氏(宣伝会議代表取締役会長、事業構想大学院大学理事長)は、「宣伝会議の経営を引き継いで24年、宣伝・広告界にとって何が役に立つのかをずっと考えてきた。今回の受賞で、会社と社員に勇気をいただいた」と述べた。また賞の由来である吉田秀雄・電通第4代社長について触れ、

「広告の神様と言われた吉田社長を20代の頃から研究してきた。鬼十則は今も心に刻んでいる。素晴らしい広告界の歴史を胸に、勇気をもって未来を動かしていきたい」と敬意を表した。

「正力賞」の樋口久子氏(日本女子プロゴルフ協会相談役)、「山名賞」の鹿目尚志氏(パッケージデザイナー)もそれぞれ受賞の喜びを表した。全広連大会は、全広連加盟の37協会の中から持ち回りで開催地が決まる。金沢での開催は10年ぶり。3月に北陸新幹線の長野―金沢間が開業したことから開催地に選ばれた。来年は仙台市で開かれる。

全広連日本宣伝賞の受賞者


新事業のアイデアを考え構想する
社会人向けの事業構想大学院大学 詳細はこちら
1
​ ​ ​

バックナンバー

メルマガで記事を受け取る

メルマガ会員限定で、
ピックアップしたオンライン記事を
毎日お届けします。

以下でメルマガの登録ができます。

購読申し込みで全記事が読める

初月無料キャンペーン実施中

バックナンバー検索

注目のバックナンバーはこちら

最新情報をチェック。

会員になると 最新「事業構想」が読み放題。今なら

初月無料キャンペーン実施中