2014年3月号
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アイデアが生まれる瞬間

ブレストの「正しい」実践法

加藤 彰(日本総合研究所 総合研究部門マネジャー)

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ブレストで重要なのは、事前に素材をインプットしておくこと。そして、出されたアイデアをその場で判断・評価しないこと。そのためには、進行役を担うファシリテーターの存在も重要になる。

アイデアの記録は、中心に書かれたテーマから、アイデアを四方八方に広げていく「マインドマップ」の手法が使える

ブレーンストーミング(ブレスト)というと、たたき台もない白紙の状態から、単に参加メンバーがそれぞれに意見を出し合う場であると、誤解しているようなケースを見かけます。しかし、あらかじめ枠組みとなるテーマを設定し、各人がそのテーマに沿ってフィールドワーク等で素材をインプットしたうえで臨むことが、ブレストの本来のあり方です。

事前準備は個人でしっかりと

集団でワイワイ盛り上がっているだけでは、自分の頭で考えることが疎かになりがちです。それを防ぐためには、素材をインプットするだけではなく、事前にノートやあるいは大きめの用紙にアイデアを書いておくことです。

当日丸腰でブレストに臨んでは、良いアイデアは出ません。アイデアというのは、まず、しっかり考える個人に宿る。良いブレストを行なうためには、事前に頭の中にしっかりアイデアを作っておくことが必要です。

そして、「こんなアイデアはどうだろう?」、「あんなこともできる」と、アイデアを出し合い発想を広げて、とにかくたくさんの「種」を作ることが大事です。

チームでアイデアを発想するためには、いくつかのプロセスを経ますが、どの段階でブレストを組み込むのかは、いくつかのパターンがあります。必ずしも、素材をインプットした後に行うときばかりではありません。

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