自分の枠を超えたアイデアが湧き、実現可能な事業構想を構築する

大きな志は、自らを動かし、社会を動かす力になる。事業構想大学院大学は、そうした大志を抱く社会人達が自然と集まる場だ。院生や教員の中で起こる喧々諤々の話し合いは、アイデアの種をいくつも生み出し、新たな事業が創出されることも珍しくない。今回は、そんな大学院大学の生の現場を知る現役大学院生3名から、座談会形式で話を伺った。

「事業の本質も、いままで知らなかった自分も、見えてくる」と語る院生。これほど挑戦的でありながら、生産的でもある場所は他にない。

0から1を生む「発・着・想」への共感

─事業構想大学院大学への入学を決めたきっかけは何ですか?

神谷 富士雄(かみや・ふじお)氏
株式会社スーパープランニング 常務取締役
2012年度入学(一期生)
トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE」の10周年を機に、新たな事業展開を構想するため入学を決意。創業者である現代表から、次期事業承継に向けて新規アイデアの発想から会計といった経営までを学ぶ。トートバッグをメディアとして活用することで、新たなブランドを確立する事業構想を進めている。

神谷 私はトートバッグのブランディング事業の拡大を使命に事業承継することが決まっています。いずれ、現代表から事業を承継することが決まっており、それに向けて必要なことを模索し始めた時期に大学院の案内を見る機会がありました。何気なく読んでいたのですが、そこに書かれていた、アイデア・ひらめきを実際のカタチにする事業構想の流れ、「発・着・想」がとても腑に落ちたんです。これこそ、いまの自分に一番必要なことであると直感し、入学を決めました。

畠山 神谷さんと同じく「発・着・想」がきっかけの一つです。「事業構想」という新しい言葉・概念と共にこれまでにない考え方で、アイデアを生み出す力がつくかもしれないと期待が膨らみました。そこで、体験授業へ参加してみると、新しい視点や情報が降ってくるようなワクワクする感覚が得られ、ここで学びたいと思いました。

中村 私は、仕事で新規事業の立ち上げに携わることが多く、それを体系立てて学びたいと思ったことがきっかけです。また、私の時は一期生募集でしたので、「生まれたばかりのこの環境に思い切って飛び込んでくるのは、きっと面白い人達に違いない」と考えました。ちなみに、入ってみると院生は本当に個性的で面白い人ばかりでした。

─仕事との両立に対する不安などはなかったのですか?

畠山 正直、私は起業直後のタイミングだったため、大学院に通うことはとても迷いました。ただ、パンフレットや説明会などで、本業ですぐに実践できる内容が多いことに気付いたんです。授業に出ることで商談一件分の時間を割くことになりますが、いま新しい視点を手に入れ、幅広い情報を収集した方が、将来的には価値のあることだと判断しました。

これまで素通りしていた情報が価値あるものに見えてきた

─入学後、自身の事業や考え方で変化はありましたか?

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