くまもと県南フードバレー構想

熊本県が重要施策のひとつとして掲げるフードバレー構想。県南地域の豊富な農林水産物を活かし、「食」関連産業の振興による地域活性化を目指し戦略を展開している。

構想推進のエンジンとなる協議会を設立

一昨年の九州新幹線の全線開業に加え、昨年4月には政令指定都市に移行した熊本県。これを百年に一度のビッグチャンスと捉え、県内各地域の活性化や県政全体の発展につなげていこうと動いている。そのための重要課題が県南地域の活性化だ。

県南地域の農産物、および加工品の数々

県南とは八代、水俣・芦北、人吉・球磨の3地域からなるエリアのことで、昭和50年代から進められた「テクノポリス構想」によって半導体関連産業の成長を遂げてきた県央・県北エリアに比べると、高齢化も進んだ県南の地域経済は厳しい状況にある。これを踏まえて熊本県は、県内第2の都市である八代市を中心とした県南地域の活性化のために、地域の豊富な農林水産物を活かし、食品・バイオなどの研究機関や企業の集積などを促進。今年3月に「くまもと県南フードバレー構想」を策定した。食に関連する産業のイメージは図1が示す通りだ。

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