「本質」の理解が人をつなぐ

日本最大級の被災地支援プロジェクトをつくりあげた方法論とは、どういったものか。サロンスピーチに登壇した西條剛央氏は、「構造構成主義」や「本質を捉えること」の重要性を語った。

僕は、もともとボランティア経験もない状態から「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、そのプロジェクトを日本最大級の支援組織に育ててきました。ボランティア組織を運営するうえで、驚くほど役に立った方法原理が構造構成主義です。

構造構成主義とは、いくつかの原理の体系で、本質を捉えるための方法です。本質とは、もっとも重要なポイントのことで、シンプルなものです。例えば「愛」とは何か。「愛」という言葉は誰でも知っていますが、そこから思い浮かべるものは、人それぞれです。

しかし、そこにズレがあっても、僕らはコミュニケーションをとることができる。それは、頭に浮かぶイメージに重なり合う部分があるからです。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り70%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。