日本の中小企業が発展、活性化する為のポイント

日本において圧倒的な数を占める中小企業は、大震災・災害からの復興、人口減少、円高等の試練を乗り越えて前進していく中で、歴史を重ねて磨き上げ、蓄積してきた独自の技術やノウハウ、知財を活かしながら、さらなる成長を遂げることが期待されている。

多様で多彩な中小企業が魅力を発揮し、高め、経済活性化の主役として発展していくためには、どのような考えと姿勢で、その歩みを進めればよいのだろうか。

中小企業経営の最先端を知る3名による提言。

独自のアイデアと発想で輝く企業

清成 まずは、事業構想の視点から中小企業の定義を明確にしておきたいと思います。中小企業には大きく分けて2通りあり、一つは限られた市場で事業を行う自営事業主、もう一つは、今はまだ小さいけれど、成長を志向する企業です。ここでは、社会性を保ちながら、成長して飛躍することを志向する中小企業を対象にしたいと考えます。

坂本 家業として成長を志向せずに来たものの、事業承継者が第二次創業で新展開を果たす会社もあります。

商売と事業は違います。事業という中から考えますと、日本の多くの中小企業は、戦後、大規模産業の下に存在して成長をしてきました。業種は製造業からサービス業まで多様ですが、主にアメリカから導入された産業は、日本において〝セカンドトップ〞的な存在として根付き、出来上がってしまいました。大手企業の下請けや関連企業の枠組みにおいて資材を調達したり、部品を納入するモデルでは、親会社が不調になれば影響を受けます。この状況が現代の閉塞感を生み出していて、今こそ中小企業に新たな事業構想が必要だと考える所以です。

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