明治150年を迎えて 迎賓館で特別参観を開催

2018年は、近代のあけぼのと言える明治時代が始まって150年を迎える。2018年1月26日、東京の迎賓館赤坂離宮では明治150年のキックオフとして特別参観が企画され、未来を担う20代の学生約30名を中心に館内のガイドツアーが行われた。ツアーに先立って御厨貴氏(東京大学先端科学技術センター 客員教授)が講演。明治期の政治体制や産業インフラ、文芸の特色を紹介し、今日への示唆を語った。

「月刊事業構想」の別冊(2017年12月より)である季刊「環境会議」では、昨年「明治150年 日本の強みを未来に遺す」を特集した(2017年春号、発刊当時は月刊「宣伝会議」別冊)。明治という時代の新しさについて筒井清忠氏(帝京大学文学部長・教授)へのインタビューを行ったほか、福澤諭吉が進めた女性の社会進出など、時代を動かした偉人の活動を取り上げた。本年には、姉妹誌である季刊「人間会議」2018年夏号でも明治150年特集の企画が予定されている。

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