スクー 地域向け総合HRサービスを展開する子会社「LoLLL」を設立
オンライン学習サービスを展開するSchoo(スクー、東京都渋谷区)は2026年4月2日、100%出資子会社の「LoLLL(ロール)株式会社」の設立を発表した。本社は福岡市に置き、2026年夏頃の事業開始を予定している。代表取締役社長CEOにはスクー代表の森健志郎氏が就任する。
ロールは「東京一極集中の再編集」を掲げ、地域企業の人材採用・育成・組織づくりを一体的に支援する総合HRサービスを展開する。背景にあるのは、地域企業が直面する深刻な人手不足の問題だ。特に中小企業では、採用や育成を担う人事機能そのものが不足しており、組織基盤の構築が困難な状況にある。スクーが2015年から続けてきた地域との連携を通じて、こうした構造的課題が明らかになったという。
具体的な事業は3つの柱で構成される。大都市圏の人材と地域企業をつなぐ移住転職支援サービス「LoLLLキャリア」、AI活用型BPOにより地域企業の人事機能立ち上げを伴走支援する「LoLLLビルド」(2026年中提供開始予定)、そして自治体や地域のリーダー企業と連携した地域共創型研修サービス「Schoo Mesh」である。
スクーは今後、自社グループのリソースにとどまらず、戦略パートナーとの連携を通じた共創型エコシステムの形成をさらに推進する方針。地域向け戦略パートナー企業とともに地域HR市場を形づくり、ロールを中心としたエコシステムがその中核を担うことで、地域経済の持続的な成長を支える基盤へと発展させていくことを目指す。