エアークローゼットの男性向けファッションレンタル事業、東京都のサーキュラーエコノミー推進補助事業に採択

月額制ファッションレンタルサービス『airCloset(エアークローゼット)』を運営する株式会社エアークローゼットは、2026年春より提供を開始予定の男性向けファッションレンタル事業が、東京都のサーキュラーエコノミー推進補助事業に採択されたと発表した。ファッションレンタルの仕組みを通じて、CO2排出量の削減と衣服廃棄の抑制に取り組む。

同社はこれまで、衣服のクリーニング・メンテナンス・在庫管理・発送返却を一体化した独自の循環型プラットフォームを構築・運用してきた。このインフラを基盤として、衣服を繰り返し活用するサービスを提供しており、レンタル期間が終了したアイテムはリセールやリサイクルに回すことで衣服廃棄ゼロを実現している。今回の補助事業採択により、同プラットフォームを男性向けにも展開する。環境省の実証事業(「令和4年度デジタル技術を活用した脱炭素型2Rビジネス構築等促進に関する実証・検証委託業務 報告書」)では、同社のファッションレンタルモデルによってCO2排出量19%削減、廃棄物排出量27%抑制の効果が推計されており、今回の採択はこれらの実績が評価されたものとみられる。

国内では年間約48万トンの衣服が廃棄されており(環境省「令和6年度循環型ファッションの推進方策に関する調査業務」報告書概要版)、その多くが焼却・埋め立て処理される状況が続いている。政府がサーキュラーエコノミーへの移行を政策課題として掲げるなか、購入に依存しない「循環型消費」のモデルとして、ファッションレンタルへの注目が高まっている。エアークローゼットが蓄積してきたオペレーション基盤と実証データは、こうした政策・市場の動きと合致するものであり、男性市場への展開が循環型消費の普及に貢献することが期待される。

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