味の素 中村茂雄社長 企業活動に「高速開発システム」を バイオ&ファイン事業の成長を加速
(※本記事は「食品新聞」に2025年5月16日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

藤江太郎前社長の体調不良により、2月よりから急きょバトンを引き継いだ味の素の中村茂雄代表執行役社長(最高経営責任者)。
「藤江前社長から志を受け継ぎ、ASV経営を進化させ、2030ロードマップの前倒し達成に挑戦する」とし、受け継いでいくもの(アミノサイエンスで人・社会・地球のWell-beingに貢献する志)と進化させていくものを明確にすることで、ロードマップの前倒し達成を目指している。
ロードマップのポイントは、バイオ&ファインケミカル系事業の成長を加速させ、2030年に食品系事業の事業利益と同等規模にすること(21年は1対2)。 ただし食品事業とバイオ&ファインケミカル事業を区切らず、グループの強みを発揮し、融合しながら互いの成長を目指す方針で、ロードマップの前倒し達成にとって同事業に精通する中村社長は欠かせない存在と言える。
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