昭文社HD 自治体・観光施設向けにEV充電スタンド提供を開始

昭文社ホールディングス(昭文社HD)子会社のマップルと、昭文社HDと資本業務提携しているベンチャー企業のヘッドスプリング(東京都品川区)は、共同で「EV充電スタンド」の提供を開始する。2022年6月3日に発表した。脱炭素社会の中で、EVによる旅行のための環境を整えていく。

提供する充電スタンドは、ヘッドスプリングの資本提携先である河村電器産業製の「wayEV」を中心にラインアップする。充電スタンドは、市区町村役場などの公共施設と、宿泊施設や遊園地といった観光施設などへの設置を目指し、多様なニーズに対応する。また、初めて充電スタンドを導入する事業者向けに、各施設の状況に応じた最適な提案、必要な設置工事のアレンジメントなども行う。

将来は、マップルが保有する観光情報や、マップルとヘッドスプリングが共同で開発した旅行プランニングエンジンを活用し、EV利用者のための観光情報の提供や旅行プランの作成支援サービスの提供などを予定している。またEVレンタカーを通じて、普段はEVを使用していない人に、観光地体験としてEVを利用してもらうサービスも検討している。

昭文社EV