東急不動産ら3社 「東京ベイエリアでのエネルギーの地産地消」へ向け連携

東急不動産は2022年12月8日、東京都政策企画局が主導する「東京ベイeSGプロジェクト」の先行プロジェクトの公募事業において、国内初となる「洋上浮体式太陽光発電」と「自動航行帆船」の技術実証提案が、2022年11月4日付で採択されたと発表した。同事業は、東急不動産、SolarDuck B.V.、エバーブルーテクノロジーズの3社が連携して実施する。

同プロジェクトは、東京都の50年、100年先を見据えた持続可能な都市づくりを目指す「東京ベイeSGプロジェクト」において、「最先端再生可能エネルギー」、「次世代モビリティ」、「環境改善・資源循環」の分野における最先端技術の社会実装に向けた取り組みを中央防波堤エリアにて行い、東京ベイエリアから世界最先端を実現することを目指す事業。同事業は、「最先端再生可能エネルギー」の分野で採択された。 

3社は今後、国内初の「洋上浮体式太陽光発電」の実用化を目指すとともに、洋上で生成された再生可能エネルギーを用いて電動船の動力源とするほか、蓄電池の海上輸送実証を行うことで、未来の東京ベイエリアにおけるエネルギーの地産地消の実現を目指していく。

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