福島県いわき市に日本初の国連機関、地域課題解決へ人材を育成 若者定着や企業誘致も
(※本記事は「いわき民報」に2024年8月8日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

国連の人材育成機関「国連訓練調査研究所(国連ユニタール)」は11月にも、いわき市に日本初となる「地域リーダー国際研修センター(CIFAL=シファール)」の拠点を整備する方針を固めた。市と、東日本国際大などを運営する昌平黌によって共同開設し、東日本大震災・東京電力福島第一原発からの復興に加え、地域課題を解決する人材の育成を図っていく。初代所長にはいわき市の内田広之市長が就く。
いわき市に整備する背景には、元国連大使の星野俊也氏の妻・千華子氏が、2019(令和元)年に来市したことにさかのぼる。千華子氏は医療ソーシャルワーカーとして、震災・原発事故の被災地支援を進め、同大福島復興創世研究所のプロジェクトにもかかわった。こうした縁から俊也氏が橋渡しして、「CIFALジャパン国際研修センター」の設立がまとまった。
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