ウェブクルー 引っ越し手続きワンストップサービスを11月に開始

ウェブクルー(東京都世田谷区)は、2023年11月1日より引越しに伴う自治体手続きと電気・ガスなどの民間事業者手続きをまとめてオンラインで申請できるサービス「Smyb(スマイブ)引越し手続き」を開始する。2023年10月26日に発表した。NTTデータのパーソナルデータ流通基盤「BizMINT」と連携し、石川県加賀市を中心とした事業者4社の手続き申請と、マイナポータルの引越し手続きオンラインサービスを介する自治体への転出届/転入・転居予定連絡のオンライン申請が同時に実施できるようになる。同システムはNTTデータと共同開発した。

マイナポータルAPIと連携して、全市区町村に対し、オンラインによる転出届の提出と転入における来庁予定連絡ができる民間サービスとしては国内初だという。今後は協力会社と連携しながら、全国の事業者サービスとの連携を拡大する。国内で引越し予定の人には手続きの手間の軽減できるサービスとして、自治体と民間事業者に対してはより正確な情報が得られるようにするサービスとして提供する。「Smyb」はマイナンバーカードを用いた本人確認を行っているため、ガス・水道・電気などの事業者は正確な情報を受け取ることができる。

ウェブクルーは、引越し業者のオンライン比較サービスを20年にわたり運用している企業で、2018年には内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室(現デジタル庁)が推進する「引越しワンストップサービス」の協力主体会社(ポータル事業者)に選出された。そして2019年12月立ち上げたのが「ズバット 引越し手続き」。今回リリースする「Smyb」は引っ越し業者比較サービスと「ズバット 引越し手続き」を統合したものだ。

Smyb

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