三井不動産、がん研セ がん患者をサポートするホテルを柏の葉に開業

三井不動産と三井不動産ホテルマネジメント、国立がん研究センターは、千葉県柏市の国立がん研究センター(NCC)東病院敷地内に「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」を2022年7月1日に開業することを、2022年6月20日に発表した。

このホテルは、柏の葉スマートシティ内にある、国立がん研究センター東病院の敷地内に立地し病院と隣接。がん患者と付き添い家族の利便性の向上を図ることを目指している。そのため、双方の知見を総合し、ケアスタッフによる体調不良時の緊急対応や、NCC東病院の外来拡張エリア、オストメイト対応トイレ完備の客室など、さまざまな機能を用意している。また、本人同意のもと、ホテルと病院間で患者情報を共有するコミュニケーションツールを用いた患者情報を共有する仕組みや、がん患者に向け、NCC東病院とホテル間を送迎するサービスも用意している。

三井不動産は同ホテルを、柏の葉スマートシティで形成を進めるライフサイエンス拠点の中核と位置付けている。創薬や医療機器の研究・開発に繋げ、柏の葉から最先端医療創出に寄与していく考えだ。

三井ガーデンホテル柏の葉