東急不 ヘルスケア分野のサービス実証を開始、11社とコンソ

東急不動産は、企業の健康経営に関する課題を解決する新しいヘルスケアソリューションの開発に向け、サービス実証を開始することを、2022年5月13日に発表した。また、同ソリューションの開発推進にあたり、パートナー企業とコンソーシアムを組成した。参加表明企業は11社。

実証実験の第1弾として、2022年5月より「食事改善」のサービス実証を行う。渋谷ソラスタのテナント企業のワーカーを対象に、サービスの機能の一部を検証していく。具体的には、ライフログテクノロジーが提供する「カロミル」を通して、各人の健康状態や食事記録をもとに、最適なメニューのレコメンドを行う。さらに、拠点となるオフィスの近くに産業保健活動や従業員の健康増進のサポートを行う場を提供し、健康増進サービスとデータ利活用・連携を行うことで、より効果的な健康支援施設を目指す。

東急不動産は、2021年に「GREEN WORK STYLE 未来の自分をつくる働き方」として、「ワークプレイス」「環境」「健康経営」「ライフスタイル」に関する4つの施策・サービスを展開し、ワンストップでの提供を開始した。今回の取り組みは「健康経営」に関する具体的アクションの1つ。