JAL、日本ファームステイ協会 農泊品質評価支援制度を開始

日本航空(JAL)と日本ファームステイ協会は、農泊の普及・促進を目指し、「農泊品質評価支援制度」を開始した。2022年6月1日に発表した。

農泊地域の宿泊施設などに対して、品質を認証することにより、旅行者が安心して宿泊先を選択できる指標をつくる。また、評価で明らかとなった地域の課題については、改善の支援に取り組む。国内外から多くの旅行者が訪れ、地域資源を活用した宿泊・食事・アクティビティなどの体験や地域の人々との交流を楽しんでもらうことで、農泊地域全体の活性化と、農家が安定的な収入が得られることを目指す。

まずは宿泊施設を対象に評価・支援を開始し、制度の評価員1期生として任命されたJALの客室乗務員など20名が、日本各地の農泊地域における宿泊施設の品質の評価を行う。今後は、評価・支援の対象を農泊地域の多様な施設(体験施設・飲食店など)まで拡大し、農泊の更なる普及・促進することで、地域活性化を目指す考えだ。