三重県明和町、明和観光商社 リモート接客サービスの実証実験を開始

明和観光商社(三重県明和町)は、通常無人である観光場所で遠隔リモートでの観光案内を行う実証実験を開始した。2021年12月9日に発表した。町内の観光ホスピタリティを向上し、観光振興に寄与することを目的としたものだ。

実証実験は、三重県多気郡明和町斎宮地内の竹神社社務所で、2021年12月10日~2022年2月28日まで実施する。係員がディスプレイ上のアバターを通し、明和町内の観光スポットである「竹神社」の社務所前、および斎宮駅待合室にて観光客を案内するというもの。アバターは操作している係員の表情を認識・反映するため、リモートによる非接触・非対面ながらも表情豊かで、対面に近い説明が可能となっている。また、定型登録された係員の動作や、町内の観光スポットパネルの提示などを組み合わせることで、わかりやすい案内を目指している。

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