エシカルレザー開発のappcycle 津軽家当主より資金調達し地方創生加速

りんごの搾りかすをアップサイクルしたエシカルレザーを開発しているスタートアップ、appcycle(青森県弘前市)は2026年2月10日、津軽家現当主より、地元青森県へのさらなる貢献と、持続可能な新産業の育成を目的とした出資を受けたと発表した。今回の資金調達により、青森県の基幹産業であるりんご農業の課題解決(フードロス削減)をさらに強化するとともに、りんご由来のエシカルレザー「RINGO-TEX®」の供給体制を拡充し、国内外のパートナー企業様との共同開発・導入支援を加速させていく。

津軽家現当主を支えている中野邦夫氏(左)と、appcycle代表取締役の藤巻圭氏

appcycleは、「RINGO-TEX®」を通じて、地域資源に新たな価値を与え、グローバルな環境課題(SDGs)への貢献を目指す「ローカル・トゥ・グローバル」戦略を展開している。今回の出資を受け、「RINGO-TEX®」の生産体制強化と品質向上を核に、りんご農家や地元企業と連携した持続可能な資源循環モデルの確立と、環境配慮型素材への転換を模索する企業との共同プロジェクト推進に力を入れていく。

appcycle代表の藤巻圭氏は、「400年以上の長きにわたり青森の地を見守り続けてこられた津軽家現当主様より、多大なるご期待とご支援を賜りましたこと、身の引き締まる思いです。青森県の新産業・新事業創出の旗振り役として、りんご産業の課題解決、ひいては青森県のさらなる発展に全力を尽くしてまいります。私たちは共に世界を目指すパートナーを求めており、今回の出資を機に、地域に根ざしながらも世界基準のサステナビリティを追求する私たちの歩みに、より多くの企業の皆様が共鳴し、共創の輪が広がることを心より願っております」とコメントしている。