東急不動産と貝印 2027年より分譲マンションで食の新サービス開始
東急不動産と貝印は2026年2月9日、東急不動産の分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」のサービス導入物件の居住者を対象に、著名シェフが赴き、完全予約制・カスタムメイドで上質な食体験を提供する新サービス「MY GRAND CHEF for BRANZ(マイグランシェフ フォーブランズ)」を導入することに合意し、提携を開始したと発表した。同サービスは、2027年の「ブランズタワー大崎」への導入および2028年の「ブランズタワー横浜北仲」への導入を皮切りに、その後も順次展開を予定している。
「MY GRAND CHEF for BRANZ」は、利便性が高い一方で、家族が食卓を囲む時間が減少しがちな都市型マンションの課題に着目し、住まいの価値を「食卓の時間」から見つめ直すことで、「上質な食と交流の場」を取り戻すことを目的としたサービス。BRANZ居住者限定で、物件内共用ダイニングでオーダーメイド形式のコース料理が提供され、基本価格は550,000円~(税込)。
また、同サービスではフードロス削減という社会課題の解決にも取り組み、完全予約制の導入と事前の詳細なヒアリングにより食材の必要量を適正化。プロの丁寧な仕込みと「使い切る」調理技術により、徹底して食品廃棄の最小化を追求する。また、貝印グループの農業ベンチャーと提携し、品質には遜色ないものの市場に出回らない規格外野菜を積極的に活用する。
東急不動産は、昨今の住宅価格の高騰や都市部におけるライフスタイルの多様化を背景に、住まいの価値を「ハード+ソフト」で差別化するブランド戦略「環境先進×未来資産」を推進しており、入居後の満足度を高める「住み始めた後の暮らし心地」の提案を強化している。一方、明治41年の創業以来「野鍛冶の精神」を掲げ、使い手に寄り添ったものづくりを続けてきた貝印は、近年、著名シェフとのネットワークを活かした「コト事業」にも展開を広げ、未利用・規格外野菜の活用や食品ロスに着目したウェブサイト「やさしい切りかた辞典」の公開など、社会課題解決にも積極的に取り組んでいる。