野村不動産がライブハウス事業に参入 ロッテと協業で新大阪に
野村不動産と野村不動産コマースは2026年2月12日、ライブハウス事業への参入を発表した。新大阪駅から徒歩3分の場所にあるロッテホールディングス(ロッテHD)の保有地に、約1600人収容のライブハウス「(仮称)BEAT PARK(ビートパーク)」を2026年2月に着工し、2028年3月の開業を目指す。
野村不動産グループは、エンターテインメント領域における「ベニュー事業」を推進している。拡大するライブ・エンターテインメントやプロスポーツ市場を背景に、ホール・アリーナの整備・運営および興行事業を通じた体験価値の創出を目指す。ベニュー事業の第1号案件は、2026年4月に京都駅前で開業予定の和太鼓パフォーマンス専用劇場「DRUM TAO THEATER KYOTO」。BEAT PARKはこれに続く第2号案件となる。
BEAT PARKプロジェクトは、ロッテHDとの協業により実施する。野村不動産グループが国内外における広範な事業を通じて培った不動産開発・運営力と、ロッテグループがコンサートやプロ野球球団運営などのエンターテインメント事業を通じて培ったノウハウを融合させる構想だ。野村不動産はロッテHDとともに施設を開発・保有し、野村不動産コマースが野村不動産から業務委託を受けて事業推進業務を担う。
施設は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の地上4階建てで、スタンディング時の収容人数は1590人を想定する。ハード面では、常設LEDビジョンや汎用性の高いハイスペック機材など、公演に必要な主要な装置をあらかじめ備えることで、設営時間の短縮とコスト削減を実現する。多様な公演ニーズに対応できる環境を整える方針だ。ライブ鑑賞にとどまらない複合的な音楽体験の提供を目指しており、開放的なホワイエ空間ではオリジナルの飲食を用意し、アーティストやファンが公演前後の興奮や余韻を分かち合いながら交流を深められる場を創出する。