三菱HCキャピタルとAeroEdge 航空機製造のDX、SXへ覚書を締結
三菱HCキャピタルと航空機エンジン部品の製造・販売を行うAeroEdge(栃木県足利市、月刊事業構想2020年12月号参照)は、2023年11月20日付で「協業ビジネスの創出に関する覚書」を締結した。2023年11月30日に発表した。航空業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)とサステナブルトランスフォーメーション(SX)による、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みに関する情報交換や事業化の検討、新規事業の推進などを目的としている。
具体的には、航空業界などにおける部品製造のDX、金属3Dプリント(アディティブ・マニュファクチャリング、AM)の活用、SXやカーボンニュートラルを推進する新材料開発と素材リサイクル、エンジン部品補修に関する事業化に向けた検討に着手する。三菱HCキャピタルの航空機エンジン市場における世界的なネットワークや知見、ファイナンスの強みと、AeroEdgeの多様な技術力を結び付ける。
三菱HCキャピタルは2018年7月にAeroEdgeに出資。以降、航空業界における両社の事業発展に向けた意見交換などを行ってきたが、今回の覚書でそれをさらに強化していく。
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