Craif がんリスクを早期発見する自宅完結型「リモートがん検査」の受付を開始

Craif(東京都文京区)は2022年11月7日、尿中マイクロRNAからがんを早期発見する自宅完結型検査がんリスクスクリーニング検査サービス「miSignal リモートがん検査」のウェブサイトを公開し、検査受付を開始した。 

リモートがん検査は、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすマイクロRNAに着目した次世代がん検査。20を超える大学病院・がん研究センターとの共同研究の結果、実現したがん検査で、最大の特長は「手軽で痛みがない」という点だ。採尿、郵送するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックができる。現在、提供が開始されている対象がん種は7種(大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、すい臓がん、食道がん、卵巣がん)。 

Craifは、2018年5月創業の名古屋大学発ベンチャー企業(月刊事業構想2022年1月号参照)。日本が誇る素材力を用いて尿からマイクロRNAを網羅的に捕捉し、AI(人工知能)を組みあわせて医療に応用することで、がん領域を中心に、疾患の早期発見や個別化医療を実現するための次世代検査開発に取り組んでいる。

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