VR空間向けロボット弁護士のテスト版をリリース Robot Consulting

AIを⽤いたソフトウェア開発を⾏うRobot Consulting(東京都中央区)は2022年12月1日、メタバース上で匿名で弁護士に相談できる「ロボット弁護士」のテスト版を開発したと発表した。12月3日から開催される世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Winter」(主催:HIKKY)でリリースする。将来的に、メタバース内での法律事務所設立や、AIを活用した自動法律相談サービスの開発などを目指す。 

「ロボット弁護士」は弁護士の動作や音声を認識し、メタバース上のアバターと連動するシステムを使用することで、利用者はアバター越しに匿名で相談ができる。メタバースならではの特性を活かして実際の弁護士に気軽に相談できる仕組みをつくり、法的な解決と司法に対する敷居の高さを本サービスで解決する。 

Robot Consultingは2020年設立。テクノロジーと士業を掛け合わせたAIデジタル弁護サービスや、人事評価/助成金申請システムの開発を進めている。2022年4月にはシードラウンドで4.5億円の資⾦調達を実施した。

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ロボット弁護士のイメージ