日本テクト 高齢ドライバーの認知機能検査システムを県警などに提供

DeNAのグループ会社である日本テクトシステムズ(日本テクト)は、タブレット式の高齢者運転免許更新時機能検査実施・採点・管理システム「MENKYO」を提供開始した。これは、全国の県警本部、教習所などの施設で使うものだ。2022年5月13日に発表した。

同システムは、2022年5月13日施行の改正道路交通法に準拠している。紙による現行検査をデジタル化することで、採点、結果通知までの時間の短縮、感染症のリスク軽減など多くの課題を解決する。

今回、全国に先駆けて、富山県警察本部において、法改正施行同日に、県警免許センター・認定の全ての検査実施で運用を開始する。2021年9月1日から「MENKYO」での運用が試行実施されており、すでに7291人の高齢者がタブレットで受検している。

今年度中に、富山県以外でも18府県の運転免許センター及び認定教習所等の施設でも運用の開始を予定、さらに警視庁でも実証実験を開始し、今後全国的な運用の展開が予定されている。

高齢者_ウェルネスイメージ