廃棄物処理DX企業と与信管理のリスクモンスターが資本業務提携

CBA(東京都目黒区)とリスクモンスターは、2021年11月29日、資本業務提携したことを発表した。CBAは廃棄物処理業界のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を手掛ける企業。リスクモンスターが保有する企業与信情報と企業の環境負荷に関する情報を融合し、環境評価指標を開発することが提携の目標だ。

両社が開発する環境評価指標は、企業の環境与信情報として提供する予定だ。まずはCBAの廃棄物処理プラットフォーム上の契約先の調査やレコメンド情報として利用する。同時に、この指標が企業取引の際の環境与信調査、企業調査会社の基礎資料、ESG評価機関の分析データとして活用されることを目指す。

CBAは現在、企業の廃棄物処理プロセスを一気通貫で支援するクラウドサービス「CBA-wellfest」を提供している。リスクモンスターとの提携を通じて、廃棄物排出企業に優良な資源化技術と廃棄物処理技術を持つ企業の情報を常時提供できるサービスを提供していく考えだ。