ながさき「しま」のビジネスチャレンジ2023開催

2024年1月20日、長崎県が主催する「ながさき『しま』のビジネスチャレンジ2023(略称:しまチャレ2023)」の本審査会が長崎県庁にて開催された。2023年10月3日から12月1日まで、「しまからチャレンジ部門」、「しまへのチャレンジ部門」、「学生チャレンジ部門」の3つの部門でビジネスアイデアを募集していたものだ。長崎県内の離島の課題解決に向けた事業や、農水産品を活用した新商品開発などについて、全国から100件の応募があった。審査員長は学校法人先端教育機構事業構想大学院大学学長の田中里沙氏が務めた。

最優秀賞は不登校や発達障害の子どもを持つ家族を歓迎する宿のアイデアを提案した「ゆるりは」が受賞した。この他、150年前に消えてしまった五島焼再興からの産業創出や、魚屋を起点とする福江島の関係人口創出、対馬からの新しい漁村づくり事業などがそれぞれの部門賞、奨励賞を獲得している。

しまチャレ2023は、「しま」の暮らしに憧れる人、「しま」で何かをチャレンジしたい人、「しま」の活性化のアイデアを持つ人を対象に、県内離島地域の課題解決や地域の資源を活用したビジネスアイデアを募集するビジネスコンテスト。プログラムを通して、ながさきの「しま」に関心を持つ人々がコミュニティを形成し、お互いが支え合いながら、「しま」でのチャレンジに取り組むきっかけや環境を提供することを目指している。

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