事業構想大学院大・現役院生が語る 「今、社会人大学院に通う意義」
現役院生が語る
「今、社会人大学院に通う意義」
社会人の学び直し、大切な3視点
12月27日、事業構想大学院大学 大阪(グランフロント大阪)にて現役院生が語る特別説明会「リカレント教育だけではない、今、社会人大学院に通う意味とは」を開催した。
登壇した大阪校2年次生の三木政英氏(NTTビジネスソリューションズ)は、本学入学前に別の大学で通信課程を修了した経歴をもつ。現在は、本学で事業構想の研究に取り組む一方、他大学で教育ボランティアとして活動するなど広く教育に携わっている。講演を通して三木氏は、社会人のリスキリング(学び直し)がトレンドになる昨今において、3つの視点を明確化することが大切であり「なぜ学ぶのか」「どこで学ぶのか」「何を学ぶのか」、これらをクリアにして検討をすすめるべきだと述べた。その上で、理論、実務、実践など、自分にはどの要素が必要なのか考え、社会人として新たに活躍するための戦略を設定した上で進めていく必要があると手順を示した。さまざま検討すべきポイントはあるものの、自身の経験から「学び直しに遅すぎるということはない。一方、早ければ早いほど領域と可能性は広がる」と、リカレント教育・リスキリング(学び直し)に関心を寄せる参加者に向けて言葉を寄せた。
事業構想でのセレンディピティ
本学では、未来を見据えた事業構想を生み出すための実践的な力を身に着ける教育・研究活動を推進している。2年間の研究の総仕上げに差しかかり、いま大学院の環境や気づきをどう感じているか現役院生の立場から語った三木氏。各専門分野を極めた教員陣、インプットとアウトプットを繰り返してアイデアを量産していく講義内容、多様な業種業界から集まりそれぞれに得意分野をもつエキスパートの院生たち。ともに社会変革を志向し事業を構想する院生との「壁打ち」とも言えるコミュニケーションからは、新たな化学反応が起こり、イノベーションや創発に繋がっていると語った。
社会人の学び直しというテーマに対して指導者・院生、両方の立場を経験してきた三木氏の講演を受けて、参加者からは多くの質問が寄せられた。
事業構想大学院大学では、2022年4月入学に向けた説明会やセミナー企画を随時開催している。「事業構想修士(MPD)」の特長やカリキュラムの解説をはじめ、各界第一線で活躍する教員による体験講義や、院生や修了生が登壇するトークセッション等、さまざまな切り口から大学院での研究を発信していく。
「創造性」をかき立てる
稀有な社会人のインキュベーション空間
50歳の節目を前に、あらためて自らの人生を真剣に考えるきっかけにしたいと大学院受験を決めました。25年近く従事してきた投資銀行業はまさにMBAの知識に溢れていますが、あえて全く新しい「0から1を生み出す」事業構想を研究して知見と可能性を広げたいと考えました。各分野を極めた教授陣からは日替わりで知のシャワーを浴びている感覚です。本業を離れて自由かつ建設的に戦わせる院生との議論は、脳内で化学反応を起こしていくような貴重な経験となっています。大学院での研究と人脈は一生の財産になり、人生そのものに前向きな影響を与えると確信しています。
事業構想計画書は、20年来のライフワークである自転車・サイクリングをテーマに書き上げました。2年間の研究成果は、本業に活かすことは言うまでもありませんが、その先の人生においても事業構想修士として、次世代の社会に情熱を注いでいきたいと思います。
事業構想大学院大学 2022年4月入学(修士課程)
修了生トークセッション
2月9日(水)19:00~20:30
(東京・名古屋・大阪・福岡・仙台/オンライン)
事業構想大学院大学 セミナーアーカイブ配信 【期間限定】
過去開催された本学のセミナー・体験講義のアーカイブを配信中です。
修士課程 説明会
東京・名古屋・大阪・福岡・仙台/オンライン
平日・土曜日 随時開催中
○不確実性が高まる社会において「事業構想」の重要性
○経営学修士(MBA)との違い
○多種多様なバックグラウンドを持つ院生との交流
○通学しやすい開講スケジュール
○仕事や家庭との両立
○教育訓練給付金制度(最大112万円給付)
等について詳しくご説明いたします。
※学事日程により開催日が変更になる可能性があります。
最新のスケジュールは本学HPよりご確認ください。
※感染症予防のため各回会場は少人数制、
オンライン同時中継での開催といたします。
※個別相談も行っていますので、お気軽にお問合せください。
詳細とお申込みは本学HPをご覧ください
www.mpd.ac.jp