無線接続というネット社会の基盤を提供 「あって良かった」を届ける

2004年の創業以来、ワイヤレス・ブロードバンドサービスの普及を通じ、世の中のコミュニケーションの支援に貢献してきたワイヤレスゲート。通信技術が目まぐるしく進化し、競争が激しい中で、新サービスブランドを立ち上げ、新たなマーケットの開拓を進める。

成田 徹 ワイヤレスゲート 代表取締役CEO

どこでもインターネットを使う
無線LANサービスの先駆け

「ワイヤレス・ブロードバンドサービスを通じて、より創造性あふれる社会の実現を目指す」を企業理念に、2004年に創業したワイヤレスゲート。当時、スマートフォン誕生前ではあるが、携帯電話とノートパソコンで、有線LANケーブルへの接続なしにインターネットに接続できる無線LANサービスが立ち上がり始めていた。現在、無線でのネット接続の代名詞として使われるケースが多い「Wi-Fi」は、無線LANに認定された規格の一種の名称だ。ワイヤレスゲート創業当時、無線LANスポットは各サービス提供会社ごとに利用申込とログインをしなければならず、ユーザーからすれば非常に使いにくいものだった。

「ワイヤレスゲートの会員になっていただくことで、様々な会社の通信回線を一括で使えるようにと開始したのが、日本初の本格的Wi-Fiアグリゲーション・サービス『Wireless Gate』でした。無線でインターネットを簡単に使っていただく、というのが創業からの考え方で、それは今も継続しています」とワイヤレスゲートCEOの成田徹氏は話す。

ワイヤレスゲートでは創業20年目を迎えた2023年、改めてパーパスを設定。社員全員で2日間、会社の存在意義についてディスカッションし、パーパスを「イマジネーションとつなげる力で社会に、そして未来に『あって良かった』を届ける」とした。

「無線による通信は目に見えないものですので、どの会社のサービスも全て同じに見えてしまう。そこにどう付加価値を付けてお客さまに提供していくか。『社会にあって良かった』と思われるものを提供していきます」。

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