建機用フィルタのヤマシンフィルタ ナノファイバーで新ビジネスに挑む
建設機械向け油圧用フィルタで国内70%のシェアを持つヤマシンフィルタ。フィルタろ材の開発で培った技術力を武器に新たな事業に挑もうとしている。ベースとなるのが、2020年に開発した超極細繊維素材だ。アパレル向けをはじめ幅広い分野へと用途を拡大し、新事業を育てようとしている。

山崎 敦彦(ヤマシンフィルタ 代表取締役 社長執行役員)
建機向け油圧用フィルタで
世界トップクラスのシェア
ショベルカーやブルドーザー、ホイールローダーといった建設機械は、エンジンで発生させた動力を作動油の圧力に変換し、その圧力を使ってブームやアームの動き、走行、旋回といった動作を実現している。そこで使われる作動油をろ過して清浄度を保ち、建機の寿命を長持ちさせる重要な役割を担うのが油圧用フィルタだ。ヤマシンフィルタは、この油圧用フィルタ市場で国内では70%、世界でもトップクラスのシェアを誇る。
全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。
-
記事本文残り88%
月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!
初月無料トライアル!
- 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
- バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
- フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。