全校舎同時開催セミナー 新事業を生み出すアイデア脳をつくる

＜現役院生の声＞

「やらないことが最大の失敗」
人生を豊かにした事業構想の考え

片山 美樹雄（かたやま・みきお）
JR九州システムソリューションズ
基盤本部　第4部次長
福岡校5期生（2022年度入学）

管理職として学び直しを検討していた頃、社内で本学の公募があり、マネジメントだけでなく新規事業開発を軸に研究できるという点に魅力を感じ、手を挙げました。

最初に入学式の名刺交換で院生の多種多様さに驚きました。20数年ITの仕事をしてきて人脈は意識してきたものの他業界との接点は少なく、院生というフラットな関係性で繋がりを持てたことは大きな価値です。ディスカッションでは新鮮な意見交換でアイデアが活性化しました。「やらないことが最大の失敗であり出来る方法を考える」という新規事業の考え方は大切な気づきになりました。

入学当初は既存の思考の枠の中で構想を考えていましたが、自身のルーツや思いと向き合う中で、現在はIT技術に田舎・畑のキーワードを掛け合わせた事業構想計画を策定しています。大学院で新たに得た視野・視座・視点を元手に、修了後も前向きにチャレンジを続けていきます。

視野が広がり世界が変わった
自社と業界の未来を拓く事業構想を

中島 ゆか（なかじま・ゆか）
近畿日本ツーリスト
名古屋校4期生（2022年度入学）

「旅行会社はこのままではダメだ。」コロナ禍で社員の3分の1が退職した現状を目の当たりにし、自社や旅行業界に新しい風を起こしたいという使命感で、事業構想大学院大学に入学しました。

アカデミックや実務の各界第一線で活躍される先生方にアイデア発想から事業計画策定まで一連の流れを学び、異なるバックグラウンドをもつ院生とディスカッションを重ねる環境は、多くの気づきに溢れていて、日々の業務では決して得られなかった新しい世界が広がったと実感しています。

修了に向けては、自身の生い立ちと現在携わる仕事に関連して長く課題に感じてきた「若者のメンタルヘルス」に対して、旅の要素でアプローチする構想に取り組んでいます。心身ともに豊かな社会を目指し、構想を単なるアイデアで終わらせず事業化するため、研究で得たロジカルな視点を活かしながら残りの大学院生活も全力を尽くしたいと思います。